創業1650年のカレー屋さんを表敬訪問してきました。

慶安3年（1650年）に神田三河町で一膳飯屋・高瀬屋を創業したのが始まりとのことで、フレンチの修行を積まれた11代目がビルテナントの都合などもあってカレー専門店「タカサゴ」として再スタートされたお店です。

入店してすぐ、お姉さん方の優しくよどみのない接客に包まれます。今日は間違いのないお店で食事させていただけるんだと一歩目で確信しました。

カツカレーとコンソメスープを注文させていただいて、カツをあげる心地のいい音を聞きながらカウンターにちょこんと座っていると

お姉さん方があちこちお客さんたちとリラックスしたおしゃべりをされているのが聞こえてきます。

常連さんお客さんもお姉さん方とお話しされるのが好きなんだなーと、愛されているお店なんだなーとしみじみ感じました。

下調べしてわかってはいたことなんですが、こんなにも良い雰囲気のお店で食事できるのって嬉しくなるですね。

そしていよいよ登場したカツカレーは揚げたてカツの香ばしさが素晴らしくて、思わず胸いっぱい甘いかおりで肺を満たしました。

そっと銀皿の端からスプーンですくった甘いカレーは、少しとろみのあるけどサラッとしていてユニークな印象で、

辛さはほとんどなくてフルーティーな酸味を感じます。

カツとの相性がとてもよくて夢中でパクパク食べていると、カレーソースが少なくなってきました

卓上のオレシャレなガラス瓶にとんかつソースらしきものを見つけて、これをカツにかけてライスを食べてみたりと洋食風味の味わいひろがる楽しい時間になりました

思い返してみても、うっとりとステキなひと時でした

帰り際にお姉さんから「良いお年をお迎えくださいねー」と😭

ごちそうさまでした

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