弟と二人で挑戦しました。
最初の一口→なんだ普通のペヤングじゃないか。
そのまま三口ぐらいまでひといきに食べる。
ふうとひといき。

このひといきが致命傷でした。そこから舌の上で辛さの粒子が一斉に爆発するような痛み。激痛。真っ先に歯磨きをせねばと洗面台に走りました。まずこの口の中の危険な残留物をなんとかしなくては。衝動的なものでした。
たっぷり歯磨き粉をつけた歯ブラシを口に突っ込んではじめて、鼻が詰まっていることに気づきました。そして汗と涙がダラダラ溢れてきました。もういろんなところから噴き出してきます。真っ当な生体反応だ、と思いました。生きてる実感でした。でも、これ以上はいけない。
残りは弟が食べました。(最低)その後私は出かけたので知りませんが、弟がしばらくトイレから出てこなかったとききました。三口しか食べていないので、幸い私は腹を壊すようなことはありませんでした。

しばらく経ってから、信じられない衝動が押し寄せてきました。
あんなに痛い目にあったのに、もう一度獄激辛が食べたいと思うのです。最初の三口は本当に美味しかったのだから、きっと慣れれば普通に食べられる。ちゃんと訓練してから食べればきっと痛みなく楽しめる。何より、あの生体反応を、生きている実感をもう一度体感してみたい。
しかもこの2倍のファイナルがまだ控えているなんて、考えただけでゾクゾクしてしまいます。

すっかり中毒です。我ながらどうかしていると思います。

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