以前一度行ったのですがその時は店員さんから止められて15辛を食べることができませんでした。その時食べたのは確か5辛くらいだったかな。店員さんの言葉にチキって15辛が食べれなかった自分が情けなくて悔しかったけど、カレーは美味しくて美味しくて至福の時間を過ごしました。そして今回はそのリベンジ。強気で注文。そしてついに、いよいよ…。芳醇なスパイスの香り。コクのあるうま味。これは美味い！14種類のスパイスを使っているらしく、激辛とうま味の絶妙なバランス。ゴロゴロ入っている野菜と鶏肉の甘みやうま味も最高！あ〜これはきっと自分が探して求めていた激辛の一つの完成形なのかもしれないな〜などと思いを馳せながら食べ続けていると、やって来ましたよ、お約束の激痛が。口の中と喉が痛くて飲み込めなくなってきました。1口食べるごとに水でリセット。だんだん水でお腹がタプタプになってきました。2口続けて食べることは痛すぎて不可能、食べるスピードが極端に遅くなってきました。軽く手も震え始め、涙腺や鼻もやられて涙と鼻水が止まりません。心と裏腹に体は危険を察知して拒否反応を起こし始めました。これはヤバいやつだ、ここでやっとこいつの真の恐ろしさに気付いたのです。厨房からマスターが出てきて、無理しないでね？どうなっても知らないよ？自分の食べられる範囲で食べればいいから！と声をかけてくれました。具材が残りゆで卵だけになり、スープカレーもあと少し。でもで手が動かない。喉が痛すぎる。ご飯を飲み込むのもつらい。少しでも辛さから逃げるためにご飯をおかわり。しかしこれが凶と出てしまうのでした。ただでさえ大量のお水でタプタプのお腹にご飯をおかわりなんてしたらそりゃあもうお腹の限界を超えてもう吐き気に変わってくるわけです。あ〜気持ち悪い。口が痛い。ご飯は諦めてもカレーだけはなんとしても完食したい、その一心で、ゆで卵のまろやかさに助けを求めてラストスパート。意外にも最後の方はもはや口の痛覚がやられてバカになり、残りを全て連続で口に運ぶことができました。さて、問題はおかわりのご飯です。ほとんど手付かずの状態で残ってしまいました。せっかくカレーは完食したのにこんなところでケチが付くのは悔しいな〜と思い、白ごはんだけを水で流し込み始めました。胃がパンクしそうです。苦しいです。気持ち悪いです。吐きそうです。でも黙々と食べ続けます。涙まみれになりながら最後の一口を口に詰め込み、水で無理やり飲み込みフィニッシュ！！文字通り涙の完食でした。

その後、体がどうなったかは皆さんのご想像にお任せします。

長文失礼しました。

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