護摩龍無限地獄完飲者の辛友誘われて昨日訪問。10辛は食えはしたが、スペック的に俺はまず無理だと思って普通のラーメンを食おうと思ってましたが、魔が刺して挑戦。
スープから攻めようと思い開始から早いペースで啜ったのが後の惨劇に繋がったのだろう。。
その後、麺を口に入れた瞬間、痛さで殆ど啜れずにタオル投げた。
友人も半分くらいでリタイヤしてました。
牛乳バリアも殆ど無意味なブツです。

退店後、近所の牧場でチーズ丼を胃に入れて数分後、焼けた鉄球を飲み込んだ様な猛烈な胃痛と異常発汗。。
テラス席の木製のテーブルに突っ伏したまま、痛みで動けず喋る事も出来ず、救急車が脳裏に浮かぶ。。でも喋れない。。
駅まで1.5km、電車で小一時間、そっからチャリ、外は雨で2人とも傘無し。。
あの瞬間の名状し難い絶望感はこれまでの人生で味わった事のない恐ろしさを伴っていたんだ。。

どれぐらい時が経っただろうか、波が収まり顔を上げたら眼鏡のフレームの内側に大量の汗が貯まり強かに流れ落ちたのを目にして、俺はチャレンジ系引退を決めた。

俺ね。多分全体の5%ぐらいしか食ってないの。
食前食後の牛乳も摂って備えた。でも次元があまりにも違った。赤い壺や神の手なんかは瞼の裏に荒涼とした大地が浮かぶが、まだ人間味はある。これは裸で宇宙空間に投げ出された様な恐怖と底無しの絶望を感じます。

10辛とはあまりにも異質な食べ物で、承諾書も無し。
Tシャツで射倖心を煽る。
これからも惨劇を量産する未来しか見えないよ。

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