3.85KMと辛ジャッジ
【見た目・印象】
通常のカレーより黒みが強く全体的に赤茶色のとろっともたっとしたルー。表面には赤いオイルととび辛スパイスが浮かんでいるが、よく見ないと分からない。オイルとカレーが若干分離してます。細かい部分は写真では伝わりにくくインパクトが弱いのでSNS映え度は20点です。
【辛さ】
辛味のベースはCoCo壱オリジナルの「とび辛スパイス」と「辛味オイル」。ルーに練り込まれて煮込まれているため、全体的にまとまりのある辛味になっています。
突き抜ける辛さはなく後からジンジン舌が痛くなるタイプです。あるあるですが一口目は辛くないです。初めの頃は本当に20辛ですか?と店員さんに聞いてました。今でもつい毎回伝票を見直してしまいます。
ただ数十秒経つと痛みが走ります、また20辛は粘度が高いのでルーが冷めにくく舌にまとわりつき灼熱痛を助長します。
また、ブラックペッパーやカレーパウダー系の辛さもあり単調な唐辛子の辛さではない複雑さも楽しめます。
公式メニューでは「20辛=1辛の約48倍」と表記されています。15辛が1辛の36倍なので、20辛はおよそその1.3倍。体感的には「アフターデスソースをひとなめ」くらいのインパクトに近いと感じました。もちろん体調やコンディションによって変動するため、あくまで目安です。
現在のところ、20辛がCoCo壱の最大辛度です。これ以上の辛さは健康上の理由で提供されておらず、挑戦したい人は卓上のとび辛スパイスで自己調整するしかありません。ただし振りかけるだけだと粉っぽさが残るので気をつけたほうがいいです。(私が入れすぎなだけかも)
というか、とび辛スパイス自体はそんなに辛くないと感じました。スパイスで複雑な辛味になってますが、カプサイシン的な辛さは一味程度です。スパイスの原材料からもこの辛さになるとは思えず、調理法の問題なのか別の香辛料が入っているのかなど考えましたが、辛くて旨いならどうでもよくなりました。
公式メニューでは「20辛=1辛の約48倍」と表記されています。(48倍がスコヴィル値かスパイス量かは不明)
また、15辛が1辛の36倍なので、20辛はおよそその1.3倍。
体感的には「アフターデスソースをひとなめ」くらいのインパクトに近いと感じました。もちろん体調やコンディションによって変動するため、あくまで目安です。
CoCo壱の最大辛度は2023年9月に登場した20辛ですが、さらなる上限の解放を期待します。(何度か20辛以上にできないか交渉しましたが健康上の都合でダメみたいでした)カレーうどんも20辛で注文できた気がするので今度試してみたいです。
※とび辛スパイス(ブラックペパー(インド)、唐がらし、でんぷん、チリパウダー、陳皮、カレーパウダー/リン酸Ca、香辛料抽出物)CoCo壱公式通販より
【その他の味わい】
辛さが上がるとスパイスの風味も強く出るため苦味が強くなります。それを苦手に感じる人もいるようです。ただ、スパイスカレー好きにはむしろ「深み」として好印象だと思います。
また、CoCo壱の魅力はトッピングの豊富さ。激辛が苦手だけど挑戦したい人は、チーズやタルタルでマイルドにしたり、らっきょうや福神漬けで口直しを挟むと食べやすくなります。
【体験談】
私が初めて20辛を食べたのは2024年3月、大阪梅田の店舗でした。友人と「完食できたらハーゲンダッツをおごってもらう」という賭けをして、泣きながらもなんとか完食。タダでアイスを手に入れた喜び以上に、食べ切ったときに感じた妙な快感があったのですが、振り返るとおそらく脳内のβエンドルフィンが分泌された瞬間だったのでしょう。それ以来、1人で通うようになりました。
辛さのコスパも高く、激辛チャレンジの指標としてぴったりの一品だと思います。
【基本情報】
店名:CoCo壱番屋
品名:ビーフカレー(20辛)
価格:994円(辛み追加+200円)
食べた日:2024/8

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