まず、赤い。「辛いラーメン代表してます」と言わんばかりの、クラシカルにしてリプリゼンティティブな、そんな赤さ。
そして辛い。野菜もたまごも、もはや小休止にはならず、辛さに身を委ねるほかない。食べ終わった後も、口の中でカプサイシンが、わたパチみたいに口内で騒ぎ立てる。
完食はできるけれど、美味しく食べられたかというと、厳しい。
美味しいことと、美味しく食べられることは別だということも感じさせてくれる、多角的な味わい。ごちそうさまでした。

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