くりしん

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すべてに「愛」と「ドラマ」がある 愛すべき「独自メーター」。

すべてに「愛」と「ドラマ」がある。 愛すべき「独自メーター」。

「その店オリジナルの辛さ表示」=「独自メーター」。愛すべきこやつが、時として辛い物好き「辛LOVER」を困惑させます😫

あまりにも独自すぎる ――。「辛メーターをつくろう」というきっかけのひとつにもなった「独自メーター」。でも、やっぱり無視できない存在感があります。

だってオモロイんです。

なぜか。それは店主の「辛さへの愛」「ほかとの差別化」を真剣に考えた証だから。

独自オーラ全開の
「独自メーター」3撰!!

てなわけで、今回はフェイスブック「辛メーター準備室」に寄せられた情報のなかから、独自オーラ全開の「独自メーター」を選んでみました。

店の詳しい情報はあえて割愛させてもらいました。ぜひともみなさん、探し当てて”リアル”を体感してください。

1.煽り系ギロチン男爵現る!?

この「辛いメニュー」、タイトルはいたってシンプル。なのに文字情報がたまらなく多すぎます。総じていえば、店は町中華でしょうか。名物「ギロチン炒飯」はなんと「激辛・激ウマ日本一決定戦」で優勝した作品のようです。

そんな日本一決定戦が開催されていたなんて!!参加したかった!「ギロチン炒飯」の独自メーターは「へたれ」から「ゴッド」まで。ふむふむ、辛さは10倍で値段は3倍ですか。「ゴッド」の完食者には「勝利者リストバンド」が贈られるなんて、すばらしい。

ほかの料理にもあるところを見ると「へたれ」は店主がどうしても使いたかったワードなんでしょうな。いわゆる「煽り系」です。それも「正統派」の。想像するに「ギロチン炒飯」が優勝してから他のメニューにも「ギロチン」を追加したパターンか。

いや違う、店名が「ギロチン」なんだ、絶対に。店主の名はギロチン男爵🤵!なーんてね。

2.困惑のチャイナアニマル系

コレは麻婆豆腐のメニューですね。パンダ、ドラゴン、タイガーと、とてもチャイナらしい動物をチョイスしています。しかし、「藤虎」。これだけは何だかわかりませんでした🤔

調べたらマンガ「ONE PIECE」の登場人物らしいですね。いや、実は「龍虎」もわかるようでわからない。ただ、40歳半ばから年上の世代は、かつての料理バラエティTV番組「料理天国」に出演していた元・関取タレント「龍虎」とイメージをダブらせることで分かったフリをしています、たぶん。

なので、知らない人や若い世代はぜひ「龍虎 料理天国 画像」でググってイメージを定着させてくださいね。かといって何の解決にも至りませんが。

ココの麻婆豆腐はせっかくなんで店名の「笑龍」から試したいものです。食べたらみんなジャッキーチェンになれるかも♪個性的な「チャイナアニマル+α系」の「独自メーター」になったのは、店名が「笑龍」だったからですかね、やっぱり。

個人的にはこの店でプロ野球の中日ファンと阪神ファンの辛バトルを見たい。やっぱり「猛虎」のほうが「龍」より強いのかなぁ。ドラゴンズファンが勝ったら、その日だけでもいいので、ランキングを入れ替えてほしい。あ、別にドラゴンズファンじゃないですよ、オイラは🐲🐯

3.エスカレート系「おだぶつ」

さて、ココは何の専門店でしょうか。厨房の器を見る限り、担担麺専門店かな、とも思いますが、右上には壁に貼られた短冊メニューらしきものも。もしかするとベースは居酒屋さんなのかもしれませんね。

「大辛」以上は独自すぎてホレちゃいます。神なのか、仏なのか、天国なのか、地獄なのか。もうここまでくるとどっちがどうで、どこに向かえばいいのかわかりません。「地獄の流川」ってことはこの店は広島の流川町にあるのかなぁ。

「天使の羽」はひとくち食べたら「昇天するぐらい」ってことでしょうか😇「神の領域」に足を踏み入れた先に「おだぶつ」☠があるんですな、ふむふむ。死ぬ、もしくは人としてダメになる境地に至るってことでしょう。

ボチボチ辛い=「普通」ってのもタマりません。たぶん最初は「普通」「中辛」「大辛」しかなかったんでしょう。お客さんと店主の意地の張り合いが生んだ「エスカレート系」の見本ともいえる「独自メーター」です。

「ひかえめひかえめ」、ここでまたヤラれちゃいました。「ひかえめ」という言葉をふたつ重ねることで「ひかえめ」よりもさらにマイルドさを表現しているのは店主の優しさ以外の何物でもありません。エスカレートする一方できちんと辛さが苦手なお客さんのことも考えている😍ので、正しくは「配慮型エスカレート系」と言えるでしょう。

「独自メーター」には、「愛」と「ドラマ」がある。

いや、本当はまだまだたくさん寄せられた「独自メーター」はありました。「猛虎」が「おだぶつ」になるくらい。えっ?意味不明だって?いいんです、ニュアンスさえ、なんとなーく伝われば。初回なので「ひかえめひかえめ」にしておきます。

これからも「辛メーターマガジン」では、日本全国、いや、全世界の「独自メーター」をピックアップしていきます。そこには必ず、辛さへの「愛」と悲喜こもごものの「ドラマ」がある――

ああ、愛すべき「独自メーター」よ、永遠に!

[文/編集部・くりしん 写真/辛メーター準備室メンバー]