3月1日に発売された新商品､『クラフト強烈旨辛スライスチーズ』｡

ヒリヒリとくる強烈な辛みとチーズの旨味・コクを組み合わせた旨辛スライスチーズで､料理やパンに1枚使うだけで､強烈な辛みとチーズの旨味のアクセントを加えられるという｡

その旨さを､その辛さを､最高の状態で楽しむためには､どうすればいいのか――ぼくは考えた｡真剣に考えた｡そして､｢あの人｣のことを思い出したのだ｡

あのジジイならばやってくれるはず

『クラフト強烈旨辛スライスチーズ』を最高の状態で食すには……｡たとえば高名なイタリアンのシェフに依頼すれば､美しく､品のある料理に仕上がるだろう｡でも､なんだかそれは違う気がする｡なんというか､｢調理はすごく簡単なんだけど､ガツンと旨辛いワイルドな一品｣であるべきなんだ｡

思いつきましたよ､最適な人物を｡彼こそ｢Winpy-jijii(ウィンピージジイ)｣｡おそらく最年長のキャンプ系YouTuberで､チャンネル登録はなんと24万人を超える｡テーマは道具､車､スポットの紹介など多岐にわたるが､ぼくがついつい見てしまうのは｢キャンプ飯｣だ｡だって､どれもこれも､ほんとにうまそうなんだもの｡

連絡すると､動画どおりの気さくな人で､

と相なった｡さて､どんな料理ができるのか｡

簡単､時短､荷物の軽減がコンセプト

指定された場所は『マイアミ浜オートキャンプ場』(滋賀県)｡目の前が琵琶湖という､最高のローケーションである｡待ち合わせ時間の午前10時ぴったりに､Winpy-jijiiは愛車であるHondaの｢N-VAN｣🚌で現れた｡

素早くタープが張られ､その下にあっという間に調理スペースが完成｡

よどみなく､そう話しながら､Winpy-jijiiは｢最近､気に入ってよく使っている｣という自慢のギアを取り出した｡かなり大きめのフライパン🍳｢マルチグリドル｣だ｡

調理時間10分弱で完成した本格メニュー

Winpy-jijiiはまな板にちくわを並べて､ナイフで縦に2分する｡あまりやらない切り方だが､その理由はあとで判明する｡半円柱形になったちくわは､オリーブオイルを引いたマルチグリドルの上に断面を下にして放射状に並べられた｡ちくわなのに､なんかちょっとお洒落｡

次はアスパラガスを適当な長さに切り､スペースが空いていたマルチグリドルの中央で炒める｡表面に焼き色がついたところで､今度はちくわを仰向けにひっくりかえすと､切られる前は穴だった部分にアスパラガスを埋め込んでいく｡あ､なるほど､そうなるのね｡

ここで､出ましたー！
我らが『クラフト強烈旨辛スライスチーズ』🧀

半分にちぎって､ちくわ＆アスパラの上にのせたら､熱を逃さないようにフタを｡待っている間にマルチグリドルのまわりにバゲットをのせてあたため､1分ほどでフタを開けたら､ああ､チーズがとろ〜り｡幸せな香りが鼻腔をくすぐる｡

調理開始からここまで9分43秒｡早い！

ビール🍺を誘う魅惑の無限ループなキャンプ飯

バゲットを手に取って､その上にちくわ＆アスパラ＆『強烈旨辛スライスチーズ』をのせて､大胆にかぶりつく｡アスパラのサクリ､ちくわのモッチリ､バゲットのガッシリ……食感の三重奏を､チーズがまったりと包み込む｡

噛むごとに､口中に広がるチーズの旨み､旨み､旨み｡あれ､辛味は……と思ったところに､来ました､ピリッとした辛味が､ちゃーんと時間差でやって来る｡この辛さの時間差攻撃が味覚を煽る｡｢辛さのヤツ､隠れてやがったな､こんにゃろめ｣とニンマリ😈😇しながら､もう次の一口が我慢できない｡

かぶりつきの愉悦｡旨味のコーラス｡辛さの恍惚｡ビールが進む要素しかない｡

キャンプじゃなくても､家のフライパンでできる｡バゲットはオーブンで焼いておけばいいしね｡

そう言ってビールをあおったWinpy-jijiiは､なんとひとつのバゲットに､ちくわを２本のせ､豪快にかぶりつき舌鼓を打つと､動画では決して見せない表情で､にやりと背徳的に微笑む😏のだった｡

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⬇︎⬇︎後日談・・・新たな「辛旨キャンプ飯 vol.2」がアップ⬇︎⬇︎

winpy-jijiiさん、すっかり『クラフト強烈旨辛スライスチーズをお気に召されたようで、ご自身の YouTube @winpyjijiiでも新しいキャンプ飯をご披露されておりました❤️‍🔥 ぜひご覧になってみてくださいね