辛さで
しぼる

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モトキ編集長

3.49KMモトキ編集長

『辛皇 ホットエンペラー』は何辛メーターなのか!?明太子の「ふくや」がプロデュースする🔥最辛カレー🔥の実力💪

明太子の「ふくや」がプロデュースする最辛カレー おほしんたろう 辛メーター

旨い!そして実に辛い!

「旨辛」という表現は最近、「ピリ辛以下」くらいの意味で使われることが多いが、いやいや、正しくは「旨味と辛味が相乗効果を出しながら、絶妙にバランスしている状態」を指すのだろう。だとするならば、皇帝の名を冠されたこのカレーこそ、旨辛の権化である👑

長年にわたるスパイス研究の成果

いつかは闘わなければならないことはわかっていた。そして、それが辛い(からい・つらいの両方で読んでください)闘争になることも。 福岡市・上川端のカレー専門店「かわはらすぱいす食堂」の最辛メニュー『辛皇 ホットエンペラー』の話である💁‍♂️

ホットエンペラーのネーミングでピンときたあなた、そうなんです、このカレー店、運営するのは、「味の明太子ふくや」である。なぜ、明太子メーカーがカレー店なのか。考えてみれば、明太子づくりとはつまりスパイスの研究であり、格闘なのだ。その知見が最大限に活かせる料理は……ね、カレーなのである🍛🍴

最初は5段階だった辛さが、6段階になり、ついに7段階目、究極の辛さである『辛皇 ホットエンペラー』が提供されていると聞いて、矢も盾もたまらなくなった。実はぼく、祖母に「明太子はふくやが一番」と洗脳されて育った、生まれながらのふくやファンなのだ。辛メーターを代表して、勝負に挑む🤜💥🤛

女性一人でも入りやすい明るい雰囲気。店頭でテイクアウトもできる。
女性一人でも入りやすい明るい雰囲気。店頭でテイクアウトもできる。

ふくやの至宝・
ホットエンペラーシリーズ

カレーを食する前に『辛皇 ホットエンペラー』について整理しておこう📝

辛皇 ホットエンペラー
辛皇 ホットエンペラー

そもそもは激辛明太子につけられた名前だった。その辛さ、レギュラーの約9倍、付属のホットエンペラーソースをかけると、実に約13.5倍のカプサイシン量になるという、かなり挑戦的な商品だ。業界トップなのに安穏としない。この冒険心がファンの心をくすぐるのである🤗

味な油漬け 辛皇 ホットエンペラー
味な油漬け 辛皇 ホットエンペラー

昨年、発売されたのが、「味な油漬け 辛皇 ホットエンペラー」だ。その名の通り、明太子の油漬けなのだが、これが辛い。辛メーターではなんと🔥3.22KM🔥という高い値を維持している。ごはんに麺に、パンに、サラダに、肉料理、魚料理にも合う、使い勝手のいい辛調味料である👍✨

そして、ホットエンペラーシリーズの第3弾とも言うべきが、今回の激辛カレー『辛皇 ホットエンペラー』なのである。ふくやが大切にしてきたこのネーミングを授けられたカレー。創業70余年のプライドが詰まっているに違いない🤔💭

さあ、注文しますよ!

まずは、こちらをご覧いただきたい。「かわはらすぱいす食堂」の独自メーターである。

👇👇👇

博多弁の要素をダジャレ的に入れ込んできて、心憎いね。
博多弁の要素をダジャレ的に入れ込んできて、心憎いね。

「ちょい辛」「レギュラー」「辛か倍」までは無料。その後の「ばり辛」「ちかっぱ辛」はプラス110円。レギュラーの10倍の辛さになる「えず辛」はプラス220円だ。ちなみに「えずい」は、「怖い」という意味の博多弁である。そして、最後に構えるのがホットエンペラー(プラス330円)だ🔥

辛さはもちろん、ホットエンペラーを選択する。ご飯の量は普通。プレーンにするか悩んだが、一番人気の「ロースカツカレー」の誘惑に負けた🐷

自分で好みを書き込む。「明太ライス」が気になるが、今日は我慢だ。
自分で好みを書き込む。「明太ライス」が気になるが、今日は我慢だ。

👨‍🍳ホットエンペラー、入ります!

店内に緊張が走る。店員さんがおもむろにゴーグルを装着する。ホットエンペラーを調理するときだけの防備なのだそうだ😲

危険物を扱う人のようだ。いや、危険物と言っていいのかもしれない。
危険物を扱う人のようだ。いや、危険物と言っていいのかもしれない。

ちょっと仰々しすぎると思ったが、調理を見ていると、それが決してパフォーマンスでないことがわかる。明太子のホットエンペラーに付属しているホットエンペラーソースが、鍋の中に贅沢に、そして大量に大胆に投入されると、その場の空気が確実に辛くなった。

明太子「辛皇」の調味液であるホットエンペラーソース。これが旨辛の背骨になる。
明太子「辛皇」の調味液であるホットエンペラーソース。これが旨辛の背骨になる。

さらに、ふくや特製の唐辛子ミックスを、ああ、そんなに入れるんですね😵

しつこく唐辛子の種類を聞いたが、「トップシークレットなのだ」と教えてくれなかった。
しつこく唐辛子の種類を聞いたが、「トップシークレットなのだ」と教えてくれなかった。

揚げたてのトンカツが載って、さあ、いよいよゴングが鳴った🛎

見ているだけで幸せになる。「カツカレー」を発明した人にノーベル平和賞を授与したい。
見ているだけで幸せになる。「カツカレー」を発明した人にノーベル平和賞を授与したい。

ああ、いい香りだ。複層的な香りの設計。スパイスって楽しい。もう我慢できない。スプーンを口に運ぼうとして「おや?」と手が止まる😕

カレーソースの海に浮かぶツブツブは、小さな真珠たち、そう、明太子である。
カレーソースの海に浮かぶツブツブは、小さな真珠たち、そう、明太子である。

カレーソースに入っているのは、これは、まぎれもない、明太子ではないですか!高級品である明太子をカレーに入れるなんて、あなたにできますか。ぼくにはできない🤦‍♂️できる人は億万長者だ。博多っ子ならば、こう言うだろう。

「こげん贅沢ばして、バチがあたるばい!」

しかし、この明太子がいい仕事をしているのだ。一口でわかる。旨味が強いのである。実はこのあと、プレーンである「かわはらすぱいすカレー」(550円)を、辛さレギュラーで食べてみたのだが、野菜の甘味とスパイスが調和したリッチな欧風カレーで、旨味は十分に強かった。でもホットエンペラーの旨味は、明太子の力もあって、かなりブーストされている🍛

こちらがプレーン。比べるとホットエンペラーがいかに「赤い」かがわかる。
こちらがプレーン。比べるとホットエンペラーがいかに「赤い」かがわかる。

実は辛さを上げていくと、旨みを感じにくくなる。逆に言えば旨味をアップしないで、辛さだけを増すと、味の構築がスカスカになってしまうのだ。その点、この『辛皇 ホットエンペラー』は、食べた瞬間にどどどっと旨味がやってきて、ゆえに、それほどの辛さを感じない。でもね、もちろんやってきますよ、その後から激しい辛味が。かなり激しいやつがね🥵💦

おなかの熱さを感じて、じっと耐えている様子。まあ、口は休んでないんだけど。
おなかの熱さを感じて、じっと耐えている様子。まあ、口は休んでないんだけど。

ぼくの辛ジャッジ、発表します!

それでもスプーンが止まらない。サクッと揚がったカツがアクセントになって、しかもカレーソースをかけると、また、これが厚みのある味になって、なんとも楽しい。辛い。汗が噴き出す舌😵はヒリヒリと痛い🥵胃は燃える🔥でも、スプーンが止まらないのだ🍛🍴

完食。では、辛ジャッジします。

3.25KM🤳

正直、かなり迷った。しかし、旨味で辛さがマスキングされていた、その実感で言うと、これくらいが妥当だろう、と思った。しかし、1時間後に、この考えは変わった。舌に残るロングな辛味と胃の熱さを考慮すると、これはもしかして3.5KM超えかもしれない。となれば、ぼくのマイ辛値を大きく上回る。危ない。これは危ない🤐💦

当たり前すぎると思うかもだけど、激辛料理の後は大量の牛乳に限る。
当たり前すぎると思うかもだけど、激辛料理の後は大量の牛乳に限る。

こいつを1本ぶちこんだおかげで、その後の予定に支障が出ることはなかった。しかし、忠告はしておこう。羊の皮を被った狼には気をつけろ、と🐏🐺🐏

9月30日まで「辛メーターを見た!」カレー全品・全サイズ辛さ増し無料🤗🍛

かわはらすぱいす食堂

かわはらすぱいす食堂

味の明太子ふくや
公式販売サイト

辛皇 ホットエンペラーを買いにいく
辛皇 ホットエンペラー
ふくや辛皇 ホットエンペラー

2.57KM (※2021年07月08日時点)

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