美幌町の中心部というか、歓楽街的なエリアに位置するラーメン店。外観はスナックのようで、中に入るとどこか昭和の懐かしい感じの店内で、しかも昭和初中期あたりに流行った歌謡曲が流れている。数多い種類のラーメンで最も気になった『シンカライラーメン』というものに着目してみる。
メニュー表には「7種類の唐辛子をブレンド、ローストした旨辛い唐辛子です」と表記されており、ハバネロやジョロキア等に代表されるギネス級唐辛子でも入ってるのかなと訊くと、そういったものは一切入っていない、とのこと。たぶん鷹の爪とか韓国の唐辛子といった類のものかな。
ラーメンは6種類選べ、旨味噌、北海道濃厚白味噌、正油、濃厚味噌、濃厚塩、濃厚正油とあり、この中から選んだのは正油の10辛（なお、100円課金）。正油ラーメン940円+10辛マシで総計1040円。具材は味玉、メンマ、大きめのチャーシュー、なると、ネギ、といったベーシックスタイル。麺は中太縮れで西山製麺のものを採用。
食べてみると、ギネス級唐辛子のようなクセがあったように思えたが、メニュー表記ではローストされているというのを思い出し、たぶんこれによるものかと思う。ラーメンの量が普通でもここまでくれば充分辛い。しかし、美味しさもある。思い余って汁完までしたら数分後に鈍い胃への違和感到来。
このお店はご夫妻のみで営業されているゆえ、あらゆる対応に時間がかかることがあるそうなのでこれだけはご理解いただきたい。
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